コラスタ 婦婦×子子 LGBT家族

LGBT家族・自称FTX(30)の僕と独女ママ(29)と小学生の息子と娘の話

初めてのお泊まり

 前回の記事では、ちぃと僕が連絡を取り出して飲みに行ったところまで書きました。

lgbtftm.hatenadiary.jp

飲み会終わりに 彼女からの衝撃の一言が「ウチに泊っていきますか?」だったのですが、なぜ保護者でもあり、見た目はボーイッシュで体は女という謎めいた僕を誘ってくれたのか。

付き合いだしてしばらくしてから聞いてみました。そういえば…って。

その返答は……

「え?だってタクシー代勿体ないって思ったから。しかもあんまり記憶ないし(*‘∀‘)」って。

 

 

なんじゃそりゃー!ってなりましたよ。危なすぎでしょw危機感なさすぎの彼女にビックリしました。彼女曰く、男の人だったら絶対に泊めることもしないし、そもそも保護者との関係で男の人とは飲みに行かないよ。って。

そうか。そこはガード固いのか。

謎めいた根拠で僕を泊めてくれたらしい。

 

まぁ結果良ければいいさ。ウン。

 

っていうことで飲みすぎてベロベロの僕たちは飲み屋から歩いて彼女の家へ行くことになりました。

「私の家ココダヨー」

さぁ入って入ってと。

 

一人暮らしの女の子の家

 

ドキドキ

 

カチャ

 

「うはぁーイイニオイー」

 

って心の中では変態丸出しでしたが、変なことすると追い出される可能性もあるので、グッとこらえて平然を装う。

部屋もキレイだし、いい匂いだし、カワイイ( *´艸`)

でも2人とも目の前がグルグルするぐらい飲んでいたらしく、会話をする余裕もなくw家に入ると同時に2人で必死でお客用敷布団を敷き、次の日に学童のイベントもあることだし、寝ることになりました。

 

この辺りはもう記憶があいまいなのですが、なぜか子供たちは敷布団。僕はちぃとシングルベットで寝ていたのです( ゚Д゚)

酔っぱらいに身を任せてちぃと寝たのかは定かではありませんw

とにかくその日は家におじゃまするなり、数秒で全員が眠りに落ちたのでした。

 

そして朝起きて…

 

「ハッ( ゚Д゚)思い出した」

 

「ヤベーーカワイイコが横に寝てる」

寝ぼけたふりして引っ付いてみよ(*‘∀‘)

 

ピト

・・・

 

ンーー(-"-)

 

 

ハーなにこの幸せ(*´Д`)

 

って寝ている彼女に引っ付き、一人でドキドキしていました。こんな感情味わったこともなくこれって”スキ”ってやつなのか…?と。

とにかく心臓のドキドキが彼女にバレるんじゃないかってぐらい動いてました。

 

そしてしばらくして彼女も起床。

二日酔いだし化粧そのままだし顔やつれているし、普通であれば不細工全開なのですが、惚れている僕からしたらもう目の前にいる彼女は天使。

恥ずかしがる彼女も天使。

なにをしても天使。

そうこの時僕は確信しました。

 

彼女が好きだ

 

一目ぼれをしてしまった僕はもう彼女のことで頭いっぱいです。しかし、この日はなんと悲しいことに学童の部屋の大掃除というイベントがあったので2人とも朝早くから学童へ行かなくてはいけなかったのです。

恨みました。

 

いつまでもこの布団でキャッキャしたかったのに。

 

非常に残念。

 

ウァア(´Д⊂ヽ

 

僕は保護者の立場なので、強制参加ではありませんが彼女は学童の正社員。仕事なので絶対に行かなくてはいけません。なので二日酔いもありながら、泣く泣くお別れをし、学童の行事行けたら行くね。と残しサヨナラしました。

 

家に帰ってからも彼女の事が頭から離れません。ハァ会いたいな…ヨシ学童へ行こう!

もはや学童の大掃除なんて頭にありません。

目的は彼女に会いに行くこと(*´▽`*)

そのためにシャワーを浴び、髪の毛をセットし、程よい香りを身にまとい学童へ行きました。

沢山の人がいるので、喋ることはできなかったのですが、僕は常に彼女の数メートル範囲内にいましたwwバレないようにね( *´艸`)

 

そして無事に大掃除も終わり、学童でお疲れ様BBQ。

 

彼女と同じ空間にいれることがうれしかった僕は、またしても飲みすぎてしまいました。そしてみんなの目を盗み、彼女と 学童の目の前にある公園へ…

 

僕「ねぇー手つなごうよ」

彼女「( ゚Д゚)」

  「もー飲みすぎですよー♡」

幸せな会話に喜ぶ僕。嫌だったらそもそも公園には来てくれないだろうし、恥ずかしがりながら手をつないでくれた彼女。

 

僕確信しました。

 

彼女もまんざらではないと。

 

(*´Д`)

 

 

賭けに出ました。

勢いで。

 

というか、一目ぼれがもう止められなくて。

 

好き。 と伝えました。

 

反応は・・・

 

「うふふ♡飲みすぎー!」

 

ウォォォォ(;'∀')微妙。

 

本当はハッキリしてほしかったのですが、あまりしつこく言っても駄目だと思い、サラッと冗談っぽく伝えてその場は終わりました(;・∀・)

 

もう頭の中は彼女でいっぱいですが、とりあえず落ち着いて考えた結果メール交換を大事にしよう。これ以上好きアピールはダメだ!と思い、好きという言葉は封印してメールでジワジワ責める作戦にしました( *´艸`)

 

今改めて彼女にこの頃の感情を聞くと

「チャラい!見た目もチャラいし、言葉もチャラい!だから誰にでもすぐ告るんやと思ってたわ!」らしいです(*´Д`)